某・有名ナンパ塾の“レビュー”を読みました。これを読んだ、私、桐明の“感想”は、というと・・
某・有名ナンパ塾の“レビュー”を読んだ感想。
ども！桐明です＾＾
先日、たまたま、ある有名なナンパ師のナンパ塾（またはコンサル）のレビュー（そのナンパ塾に、実際に入っていた人の感想）を読んだのですが、そのナンパ塾でのナンパの教え方は、そのナンパ塾の講師のナンパの声かけ＆トークを、まるで“九九”のように、一言一句、コンサル生に完璧に覚えさせ、それをナンパの時に言わせるそうです。
そして、コンサル生の方が、その講師の声かけやトークを少しでも間違える、または、覚えていない（どこかのフレーズを飛ばす等）、といったことがあると、
「覚えてね～じゃね～かぁ！それじゃ、ナンパは成功しないんだよ！」
などと、めっちゃ怒られるそうです。超スパルタですよね。。（怖い）
で、こういったことが続いて、塾生の方が、そこでのナンパ塾のコンサルについていけない、とナンパに挫折すると、その講師は、
「お前がテンプレを覚えなかったから、お前の責任だ」
みたいな感じで、あとはそのまま放置、みたいな感じらしいです（ま、あくまで、そのレビューに書いてあることでは、ですが）。
ちなみに、その塾のコンサル料金は、100万円近くするらしいです。これも驚きの価格です。
でね。
このレビューを読んだ時、このナンパ塾の講師は、悪く言えば卑怯、良く言えば、上手いことやってんな、と思ったのですね（コンサルを受けられる方からすれば、良く言えることは、一つもないのですが）。
と言うのは、このナンパ塾に入って、塾生が、実際にナンパが出来るようになるかどうかの前に、ここではまず、その講師のナンパの声かけやトークを一言一句、完璧に覚えて、これが間違えずに、淀みなく言えるようにならなければならない。
まず、大方の塾生は、ここで挫折すると思います。
ナンパの声かけやトークの言葉の使い方、話し方って、その人物特有のものがありますし、全体的な内容を覚えるならともかく、そんな、その人物の声かけやトークの一言一句を完璧に覚えて、それを完璧に言えるようになるなんて、普通、中々できません。僕が、そこのコンサル生でも出来ないと思います。
例えるなら、関東の方が、関西弁を、イントネーションも含め、一言一句、完璧に話せるようになる、みたいなものです。無理でしょ？それ。
そして、それ（講師のナンパのテンプレを、一言一句、完璧に覚えて、それを言う）が出来なくて、そしてナンパも成功しないと、その塾の講師は、
「ほ～ら、お前が、テンプレを完璧に覚えてそれを言わないから、ナンパが成功しないんだ。このテンプレが“完璧に”言えたら、ナンパは成功するからな。成功しないのはお前のせい。」
などと、この講師は、塾生がナンパが出来るようにならなくても、それは、
「塾生が、テンプレを完璧に覚えて、それを実践しないから」
これを“免罪符”にして、途中で塾生が挫折しても、後は知らぬ存ぜぬ。でも、入塾金は最初にもらっているので、講師のお財布は潤う、と。
こういうのは、コンサル生からすれば許せない話ですが、でも、ナンパ塾の運営というビジネスの面から見れば、上手いと言えるのです（倫理的には、決して良くないですが）。僕は、こんなやり方のビジネスはしたくないですし、また、していませんけどね。
今、このブログをお読みの方に、はっきりと言っておきますね。
どれだけ凄腕の優秀なナンパ師のテンプレを、一言一句完璧に覚えて、それをナンパの時に言ったとしても、それが、すなわちナンパの成功に繋がるとは、全くもって言えません。
それ（有名ナンパ師のテンプレ）を、一言一句、完璧に覚えて、それを言ったからと言って、ナンパが必ず成功するというものではありません。
というか、僕のこれまでの経験上、それ（テンプレを一言一句、完璧に覚え、それを話す）をやる方が、ナンパの成功率は「めちゃめちゃ落ちて」きます。
実は、これまで、“このケース”が、実際に、何度かありました。
例えば、以前、ある方が、僕のコンサルを受けに来られて、その方が、僕のコンサルに来られる前に、このナンパ業界では、一番有名、というくらいのナンパ師の方のコンサルを受けられていたのですね。
そして、そのコンサルを２年間、受けたけれど、ナンパが、一向に出来るようにならない。
２年間で、約５００人以上の女性に声をかけて、実質的なナンパの実績が、「連絡先交換が一人だけ」みたいな有様。
そんな有名なナンパ師のコンサルを２年も受けられていて、どうして？と思いましたが、その方の実際のナンパの様子を見て、至極納得。
その方、ナンパをする際、たしかに、以前にコンサルを受けていたナンパ師のナンパのテンプレを「完璧に話していた」のですが、それはもう、ただテンプレの文言を話しているだけで、話す時に何の抑揚も、感情も入ってないような感じで、ただただ、
「テンプレを口から出しているだけ」
みたいな感じ。
これ、もし、街で女性が、こんなナンパをされたら、「ただただ怖い」と感じると思います。怖いですよ、これ（汗）。いきなり男が、自分の近くにやってきて、何やら「ある言葉・台詞」を“呪文のように”言ってくるのですから。
でも、その男性は、コンサルで習ったナンパのテンプレを一言一句、完璧には言っているのです。
ちなみに、その方は、かなり良い大学を出られていて、記憶力は抜群のようで、本当に、テンプレを一言一句、間違わずに話せるのです。
どうです？
テンプレを一言一句、完璧に覚えて、それを言った結果がこれです。
ちなみに、この方、僕のコンサルでは、まず、そのせっかく覚えたテンプレを完全に忘れてもらって、一からナンパをやり直しました。そうしたら、３ヵ月と経たずに、ナンパが出来るようになりましたね。
これ、なにか、僕のコンサルが優秀だと言っているように思われるかもしれませんが、そうではなくて、この方が、以前にやってたことが、普通に考えて、「無茶だ」ということです。
ナンパをやってみようと思う方、また、ナンパを始められた方は、皆さん、これ、誤解されることが多いですが、ナンパにＯＫする女性って、ただ、「男が言う台詞」にＯＫしているのではなくて、
“その男性の話し方・話している雰囲気”
ここを見て、ＯＫしている場合が多いです。
話す内容は何だっていい、とまでは言いませんが、ナンパは、会話の実質的な内容よりも、
「その場の、話している時の男性の雰囲気」
これの方が大事だと僕は思っています。
少なくとも、テンプレの棒読みや、いかにも、どこかで覚えた台詞を話している、といった感じは、まずＮＧ。
ナンパをする際、誰かのテンプレを使ってナンパをするのなら、こういうやり方をするのがベストです↓
・テンプレを使うのなら、そのテンプレを、一旦、「自分の言葉・表現に直して」、自分の言葉としてそれを話すべき。
これなら、そのテンプレも活きてきます。
なので、僕は、決してテンプレ否定派ではないですし、良いナンパのテンプレは、本当に良く出来ているので、それはどんどん利用すればいいと思います。
でも、それを一言一句、完璧に言うのはダメです。
それをしたところで、そのテンプレの
「台詞・言葉の微妙な言い回し」
「イントネーション」
「アクセントの置き方」
「強調する言葉の部分」
とかは、それを作った人物と、自分とでは、やはり異なってきますので（人間が違うので）、そのテンプレを一言一句、完璧に話しても、それって意味が無いです。
ナンパで、テンプレを使うなら、そのテンプレの“アイデア”“ストーリー”の大筋の部分を、自分の言葉、自分の表現、自分の言い方に変えて言うべきです。それでこそ、テンプレは本当に活きて、利用価値が高くなってきます。
なので、僕のコンサル（３ヵ月間～の）では、一応、テンプレ的なものも、いくつかご紹介しますが、それよりも、まず、ナンパの声かけやトークを成功させるための「大事なポイント」をお伝えして、それをしっかりと理解してもらった上で、その人にとって、言いやすい、ベスト、または、ベターな台詞を一緒に考えていく、というスタイルを取っています。
結果、それが、その方の「実質的なナンパの成功」に繋がってきます。
なんか、偉そうな言い方になってしまいましたが、本当にナンパで成功していこうと思えば、このスタイルが一番良いと、僕は思っています。
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by 桐明達也
